七草を紐解いてみたら、分かったこと!歴史の重みを感じた。。。
七草についていろいろご紹介してきましたが、ここで一気にまとめてみたいと思います。
まとめてみることで何かが見えてくるかもしれません。
七草粥の印象が変わるかもしれませんよ?
七草
芹 (せり)
競り勝つという意味が込められている!
香りが良い!歯ごたえ良し!美味しい!
競り勝つ、元気に育つという意味がこめられているのでしょうか。
薺 (なずな) /ぺんぺん草
悪い気を払い落とすという意味が込められている。
かなり良さそうな成分が入っています!
邪気を払い取り、病気にかかりにくくするという願いでしょうか。
御形 (ごぎょうorおぎょう) /母子草(ははこくさ)
咳きや痰をやっつけてくれる作用があります。
鼻づまりも緩和してくれそうですね。
仏様を近くに感じられるように取り入れたのでしょうか。
繁縷 (はこべ・はこべら)
疲れた時にはハコベというような言葉も残っています。
有名なのは、女性にはハコベを煎じて飲ませると良いことがあったようです。
末永い一家繁栄を願っての七草なのでしょうか。
仏の座 (ほとけのざ) コオニタビラコ
あまり食用ではないようですね。
わたしの考察ですが、コオニタビラコは本当に縁起を担いで入れただけのような気がします。
座るお席を用意しましょうということでしょうか。仏様の座る場所、安定の意味も込められているような気もします。
菘 すずな 蕪(かぶ)
根の部分には、根の部分にしかない成分を含んでいます。
祈りを込めますよ。という意味で取り入れられているのでしょうか。
蘿蔔 (すずしろ)/大根(だいこん)
綺麗、清潔を意味する「清白」の字があてられて、取り入れられるようになったのではないかと考えます。須々代は根が太いので、太く根をはり、強くなる意味も込められているような気がします。
まとめ
せり、なずな、はこべで
邪気を寄せ付けず、元気に一家全員末永い繁栄、幸せを願い、
ごぎょう、ほとけのざ、すすな、すずしろで
神様、仏様をお招きし、願いとお祈りをささげる。
そんな意味が込められているのではないでしょうか。
成分による効果も
身体を強くする成分。
薬草のような身体を直す成分。
胃腸を整える成分。
女性に効く成分。
願いと効果がところどころ、つながっている様にも感じ取れます。
昔の人ってすごいですね!
だからこそ、長い歴史を重ねて受け継がれてきた文化なのでしょうね。
七草粥を食べる時、このような事を考えながら食べると、心が穏やかになるような気がしませんか?
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