第一章 憧れの田舎での仕事はあるのか。①
どーも、ざわです。
前回までで、もう田舎の魅力にどはまりしていたわたしです。
田舎に住む憧れを徐々に強めていったわたしですが、ここである壁にぶち当たります。
仕事です。
いよいよ就職となる段階まで、気が付きませんでした。
仕事が無いのです。
まぁ、
都会のゴミゴミした環境がイヤだ。
満員電車に揺られて、職場に行くのがイヤだ。
ストレスフルな会社員がイヤだ。
でもある程度の収入が欲しい。
田舎でのびのび楽しく暮らしたい。
こんなワガママな考えだけで、こんな条件がそろう環境など、何の技術も無いわたしにあるはずがないのです。
生きていくという現実を考えなくてはいけなかったのです。
第一次 田舎の魅力
田舎に一人暮らしを始めて、しばらくした頃には、すっかり暮らしを満喫していました。
あんなに寂しく感じていた、町の風景も、
夕暮れの山の風景も、
こわかった風の音も、
迷惑だった積もり積もる雪も、
全てが生活の一部になり、受け入れてもらった感がありました。
たまに都会(実家)に遊びに行きましたが、たまにでいいやと。
なんでもあるのにやる事がないような感覚でした。
その頃には、都会の狭苦しさと、空気のしづらさに、わたしもずっと田舎にいようと思うほどでした。
空気も水も美味しく、食べ物も美味しい。町も静か。
将来を考えず、良いことばかりを考えていた、学生の考えでした。
第一次 田舎の現実
学生時代には紆余曲折ありましたが、いよいよ就職を迎えました。
ここで現実ですね。
はい、仕事が無い。
あっても生活がギリギリになってしまうか危ういか。。。
これも都会に人が流れていく要因の一つなのでしょうか。
夢の田舎暮らしも甘くないですね。
それとも、わたしの理想が高かったのでしょうか。(高いのです。)
どうせなら、もっと家賃が安く済む、古民家的な暮らしもあこがれましたが、
今、考えれば甘い考え
でした。
仕事をして、古民家で家事をして生きていく。
時間がいくらあっても、足りないでしょう。
当事のわたしには、それでも田舎でのびのびと生きていきたい、という思いを貫く気持ちが無かったのですね。
実家へのリターン
結局、就職のため実家に戻りました。
やはりこちらは都会ですね。
すべてが便利です。
ちょっと行けば何でもありますし、町も街灯がいっぱいで朝まで明るいです。
子どもを育てるには、ある意味で安全です。
大型ショッピングモールに行けばたくさん人がいますし、用も無いのに、毎週末どこかへ遊びに行ってました。
平日も、ちゃんと会社員をして、満員電車で会社に行って、満員電車で帰ってくる。
そんな時間を5年間すごし、田舎暮らしへの想いが強くなっていっていました。
第二次田舎への、、、までカウントダウンですw
今回のポイントは
田舎暮らしを貫くだけの意志があるか。生きていくだけの収入を確保できるか。
大事なことです。
家族もできたりすればなおさらです。
後先考えないで行動するという、生き方もありますが、
ですので不安要素は理解していきましょう。
つづく
ざわのここまで
都会のベッドタウンで産まれ生きていく。
↓
進学を機に田舎で1人暮らし。
↓
田舎での生活にやられ始める。
↓
田舎の社会に受け入れられ始める。
↓
田舎の魅力にどはまり。
↓
田舎での仕事を探すが希望に合わない。
↓
実家に戻り、ストレスフルな会社員になる。
こちらからどうぞ
「序章② 30代からの移住のすすめ。こうして田舎にはまっていく。」
ざわ家の家を建てる作戦
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